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2016年3月 8日 (火)

まんが日本昔ばなしに登場する小山市の千駄塚古墳

3月に入り、県北の支援もひと段落く。
県南、小山市の事業者の支援が始まりました。
時間があり、旧4号線沿いの千駄塚古墳を訪ねてみました。

この古墳は、墳頂の平坦部に浅間神社を祀っており、別名間山古墳とも呼ばれている大形の円墳です。
墳丘の直径は、約70m、高さ約10m、墳丘裾部から約3m立ち上がったところに幅7-8mの平坦な段築面がある二段築成です。
築造年代は正式には不詳ですが、6世紀代のものらしい。

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千駄塚古墳への上り口

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頂きの浅間神社

なお、ここを舞台にした昔ばなしがあります。
以下にその「まんが日本昔ばなし 千駄塚」のあらすじを紹介します。

昔、下野の国に、牧の長者という骨董好きな大金持ちが住んでいました。その頃、陸奥の国にも金持ちの商人がいて、荷物を運ぶ途中、長者の屋敷に一晩泊めてもらうことになりました。長者と商人は、お互いが好きな骨董の話をしました。

すると、長者が持っている「にわとりの掛け軸」の話になったのですが、それは巨勢金岡(こぜのかなおか)が描いた作品で、夜明けになると、そのにわとりが鳴く、ふしぎな掛け軸でした。そんな話を信じられない商人は、その話が本当かどうか、商人の荷物で賭けをすることにしました。

しかし商人の予想は外れ、翌朝ににわとりの鳴く声が聞こえました。商人は、約束通り千駄(千頭の馬)の荷物である蝋(ろうそくのロウ)を牧の長者に与えて、陸奥の国へ帰ってゆきました。

その後数日経って、再び商人が千駄の荷物を持って長者のもとを訪れました。「もう一度、にわとりが鳴くかどうか、この千駄の荷物と賭けをしたい」と申し出た商人に対して、長者は快く賭けを受けました。その晩、商人はこっそりと掛け軸のにわとりの首に、釣り針を刺しておきました。翌朝、にわとりは鳴くことができず、賭けに勝った商人は荷物を取り返し、代わりに馬に乗せてきたかわらけを置いて帰ってゆきました。

長者は、商人が去った後ににわとりの首に傷跡を見つけ、商人の仕組んだことに気がつきました。「つまらない賭けをしたばかりに、にわとりにかわいそうなことをした」、と後悔した長者は、商人が残していったかわらけで小高い塚を築いたそうです。その後、その塚は、「千駄塚」と呼ばれるようになったそうです。

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