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2013年5月27日 (月)

14.トップの役割 その1

キムラ先生
「今回は、5S活動を推進するにあたっての企業のトップの役割が
いかに不可欠で大切であるかをお話ししたいと思います。
中小企業はオーナー企業が多く、
一方大企業はサラリーマン的なトップが多いという違いを
考慮して、中小企業において導入の意思決定や
その後の進め方を配慮しなければなりません。
5S活動もトップのレベルによって、
そのレベルが決まる傾向にあるようです。
導入を開始し、実践の中で段階的にレベルアップしてゆくものだ
ということを理解し、レベルアップするタイミングの兆しを
発見できるかという眼力が必要です」

タカシくん
「レベルアップの兆し、どんなことですか?」

キムラ先生
「例えば、活動も定着し、成果もそこそこ現れてくると、
活動もマンネリになってしまいます。
または、社員が自発的に改善提案をするようになってくる等々、
さまざまな変化が現れてきます。
トップは、それを見過ごさず、次のステップへステップアップする
仕掛けを講じなければなりません。

社員が整理を進めることで、眼力や意思決定力を養い、
変化を実感し、変化に慣れ、変化に対応し、やがては変化を
自分で起こすようになってくるとしめたものです。
それを発見するトップの眼力が必要です。
それを見過ごしてしまうようですと、5S活動も廃れてしまいます」

コウ子ちゃん
「5S活動という当たり前のことを当たり前とせず、その活動の中から
次のステップの芽を探し、伸ばしてあげることが必要ですね」

キムラ先生
「そうです。そういった小さな芽を発見し、育てられることをトップが
できれば、その企業もレベルアップしたことになります。
組織の形は、トップの力で決まるのです。
5S活動の中でいえば、次のようになります。

1.導入の決定は、トップの役割
2.社員が活動しやすい環境を作る。
まずは、勤務時間中に活動時間を設定してあげてください。
3.費用も多少かかります。
しかし、ここで費用対効果の評価は行わないでください。
定量的な評価はそぐわないのです。
4.レベルアップしたら、次の中目標の設定が必要です。
仕事や事業には、大きなビジョンが必要ですが、
実践には、それをブレークダウンした中目標、小目標の設定が
不可欠です。
5.実践に入ったら、トップは口をださない。
まずは社員の自主性に任せてみてください。

これで企業風土は、きっと変わります。
トップは、企業の風土作りの活動と認識し、陰で応援してください」

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