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2007年9月26日 (水)

1.PDCAについて

 まずは、「何はともあれPlanDo!」のタイトルにも使っており、よく仕事で使われる「PDCA」、「PDCAサイクル」をおさらいしてみましょう。

1.PDCAサイクルとは?
 4段階からなるサイクルの頭文字をとったものです。
    PDCA cycle(Plan-Do-Check-Act cycle)。

 製造業等において、生産や品質等の管理を計画通りに進めるための管理サイクル・マネジメントサイクルのひとつです。

  Plan(計画)  :実績や予測などをもとにして計画を作成する。
  Do(実施・実行) :計画に従って業務を行う。
  Check(点検・評価):業務が計画に合っているかどうかを確認する。
  Act(処置・改善):業務が計画に合っていない部分を調べて、それに
             対する処置を施す。

 この4段階を順次行なってひとまわりしたら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くようにひとまわりごとにサイクルさせることで向上させ、継続的な業務改善をしてゆく。
 この螺旋状のしくみがスパイラルアップ(spiral up)と呼ばれます。
 PDCAサイクルの考え方は、製造プロセスの品質の向上や業務改善などに広く用いられ、ISO 9000やISO 14000などのマネジメントシステムにも取り入れられています。

2.その成り立ち
 第2次大戦後に、品質管理を構築したウォルター・シューハート(Walter A. Shewhart)、エドワーズ・デミング(W. Edwards Deming)らによって提唱されました。そのため、シューハート・サイクル(Shewhart Cycle)またはデミング・サイクル(Deming Wheel)とも呼ばれます。

3.目的
 本来のPDCAサイクルは、フィード・バックを基本にした管理手法です。すなわち、計画を立て(Plan)、実施して(Do)、結果が失敗であれば(Check)、反省しても既に遅く失敗の損害は回復(Act)できません。極めて特殊な場合(失敗してもやり直しが可能な場合)にしか使えず、一般的な管理手法ではありません。
 しかし、少し見方を変えて、フィード・フォワード手法でも捉えられます。解決手段を全て列挙した上で、投資、効果、弊害等を数値化し、総合的にベストソリューションを決定し、それを目標設定とする。本来のPDCAサイクルでは、少しずつ向上させることが主旨であり、本来目標設定はありませんでした。

 現在のビジネスシーンにおいて、汎用的に「仕事の基本」を言い表すためにも用いられることが多くなっています。後者のフィード・フォワード手法の考え方で綿密に計画を立て、その通りに(軌道修正しながら)実践し、結果を評価し、改善し、次につなげます。このサイクルは、まったく過不足なく仕事の流れを簡潔にいい表わしていると思います。

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